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はじめに
石狩郡当別町と樺戸郡月形町にまたがる北海道民にはお馴染みの「レクリエーション施設」の道民の森。
広大な森の中には「一番川地区」「神居尻地区」「月形地区」の3つのキャンプ場エリアがあります。
今回は、家族で車を横付けできるオートキャンプ場の「一番川地区」に行ってきました。
日本最大の森林公園「道民の森」とは
道民の森とは:北海道が1985年の「国際森林年」を契機として、所有する約12,000 ヘクタールの広大な土地を整備してつくった森林総合利用施設です。森林公園の面積としては日本国内最大になっています。道民の森は「青山ダム」「神居尻」「一番川」「牧場南」「青山中央」「月形」の6ヶ所の地区に分かれており、その中でキャンプ楽しめるのが「神居尻」「一番川」「月形」の3地区です。開園期間中は季節ごとに様々なイベントが開催されています。アクセスは札幌から国道275号線経由で約1時間半と適度なドライブを楽しめる距離にあります。
引用:Wikipedia
北海道民の方だと一度は聞いたことがある施設ですよね。
しかし、何かと自然に触れ合う機会が多い道民は、実際に行ったことがある方は意外に少なかったりします。
道民の森は、北海道の中心よりやや西側に位置し、周辺の道路も空いているのでどこからでもアクセスしやすい環境にあります。
唯一のオートキャンプ場「一番川地区」
今回、私が利用したのは最もサイト数が多い「一番川地区」のオートサイトです。
実は、道民の森にオートテントサイトはここにしかありません。
すぐ近くにはフリーテントサイトも隣接されていて、こちらはオートサイトよりお手軽な料金で宿泊することができます。
向かって左側がフリーテントサイトとなっています。
いざ出発!
一番川地区のチェックイン時間は14:00~と遅めですが、9:30から受付可能ということで早めに家を出ることにしました。
札幌市からは国道275号線に入り月形方面へと向かいます。
信号も少なく道も空いていたので予定より早い午前9:00に到着してしまいました。
受付時間まであと30分もあるのですが、人気のキャンプ場だけあって14:00のチェックインにもかかわらず、既に先着のキャンパーさん達が整理権をもらって待機していました。
私も急いで整理券をもらいアンケート用紙に記入です。
受け取った整理券番号は「10番」
全50サイトで10番目の受付です。
チェックイン!面白い受付方法とは…
このキャンプ場は他とは違う面白い受付方法となっています。
受付時間の午前9:30になったら整理券番号の順に好きなサイトを選んでいくのです。
案内所に上の図と同じ電光掲示板があり、埋まったサイトは電球が点灯していく仕組みです。
先着順に好きな場所を選べるのでみなさん早めに来るんですね。
ちなみに連泊されているサイトは最初から点灯しています。
スタッフさんによると人気があるのは川に近いサイトだそうで、キャンプ場の脇を流れる渓流は時期になるとヤマメなどの川魚が釣れるようです。
グループキャンプは車が2~3台停めれる連番のところを押さえます。
選んだサイトは?
今回は子供の希望で釣りの準備をしてきたので、できれば川に近いサイトがいいなぁ…と思っていたのですが、やはり川沿いのサイトは先に埋まっていきます。
しかし、10番目ということもあり川に近い「2番」のサイトをなんとか押さえることができました。
「2番」は案内所の近くなので何かと便利な場所です。
ちなみに案内所(管理棟)には管理人さんが24時間常駐されています。
前日は平日ということもあり、場内の清掃も終わっており、「受付を済ませたらテントを張ってもよい」と言われたので、さっそく設営に取り掛かります。
本当は14:00チェックインなので何だか得した気分です!
自然に囲まれた静かなキャンプ場
オートサイトは広々としていて、隣りとの距離も離れているので人目はあまり気になりません。
各サイトに個別炊事場と炭入れが設置されているのがとても便利です。
調理台にハンドソープも付いているのもうれしいですね。
上の画像左手には渓流があって心地良いせせらぎが聞こえてきます。
注意!子供が初めて体験したこと
セッティングも無事完了し、キャンプ場恒例の散策開始です。
家族別行動となったのでそれぞれスマホを持って行きますが、実はこの「一番川地区」は電波が届かないのです。
初めて圏外の場所に来たわが子は、大好きな「you tube」を見ることができないのでテンションがやや下がり気味です…。
しかし、そこは非日常体験ができる森の中のキャンプ場なので、下がったテンションが元に戻るには時間がかかりませんでした。
初めての「魚釣り」や札幌の自宅周辺では見ることができない「昆虫」たちがたくさん待っていたのです!
サイトから約20mほど離れた場所には、このような綺麗な渓流があり釣りを楽しむことができます。
あいにくこの日は一匹も釣れませんでしたが、このような体験は都会では味わうことができませんね~。
サイトに戻ると何やら子供たちがざわざわしており、近づいてみると私たちのテントの横でアオダイショウがこちらをみて威嚇していました。
初めて目にする野生のヘビにわが子も興奮気味です。
この日は他にも「クワガタ(合計6匹!)」「オニヤンマ」「巨大カタツムリ」など、たくさんの虫を発見することができました。
翌日は貴重なイベントに参加
キャンプ2日目は偶然にも「ヤマメの稚魚の放流体験」に参加することができました。
イベント開始時刻の午前10時になると「こんなに子供たちがいたのか!」というくらい四方から続々と集まってきました。
係りの方が子供たちにバケツを配り2~3匹ずつ稚魚を入れて渡してくれます。
そのあと、それぞれ好きな場所から放流です。
とても貴重な体験ができましたね。
道民の森ではこのようなイベントが各所で定期的に行われています。
最後に…
北海道のキャンプ場でも「ネットが繋がらない」高規格なキャンプ場は意外と珍しいです。
たまにはこのような環境に行くことも現代の子供たちにとっては新鮮で貴重な体験になると思います。
今回、初めて「道民の森」を利用しましたが、シャワーや五右衛門風呂、ウォシュレットが完備していて、品数は少ないですが売店もあるので何一つ不自由することはありませんでした。
昼間は釣りができて、夜になると花火やクワガタ捕りもできるのでネット環境が無くても子供が飽きることはありません。
自然のアクティビティをたくさん体験できるのでキャンプ場としては最高の環境ですね。
ただ、森の中なので、「虫よけスプレー」と「蚊取り線香」は必須です!
山奥にある小さな集落では、電波が届かない環境なので、子供たちは「youtube」などを見ることができません。
自然と思いっきり触れ合える「一番川地区キャンプ場」は、家族でぜひ行ってもらいたいキャンプ場です。
評価レビュー
項 目 | 評 価 |
---|---|
ロケーション (自然、景観の良さ) | |
設 備 (施設、売店の充実度など) | |
清潔度 (サイト、炊事場、トイレなど) | |
周辺環境 (近くに温泉、コンビニなど) | |
アクティビティ (遊戯施設、イベントなど) | |
総合おすすめ度 |
おすすめポイント
【道民の森一番川地区キャンプ場】山奥にある静かなオートキャンプ場です。
- スタッフさんが親切
- 釣りや昆虫などの生態観察ができる
- オートサイトは個別の炊事場が完備
- 季節のイベントあり
- 圏外なのでキャンプに集中できる
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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