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北海道は本格的な夏の訪れが感じられる7月上旬、森の中に静かに佇む「穂別キャンプ場」にファミリーキャンプで参加してきました。
穂別キャンプ場とは
「できるだけ自然のままで…」という思いで作られた「穂別キャンプ場」は、森林浴はもちろんのこと、川遊びや昆虫採集など、都会では味わうことのできない自然のアクティビティが存分に楽しめるキャンプ場です。
特にキャンプ場とセンターハウスの間を流れる渓流は、水がとても綺麗で深いところでも子供の膝ぐらいの水深なので安心して楽しむことができます。
また、メルヘンチックな名前が付いたバンガローやコテージが森の中に点在し、開放的で広大なフリーサイトではキャッチボールやフリスビーなども思う存分楽しめます。
森の中に突然現れたキャンプ場
出発地点の札幌市から国道274号を帯広方面へ向かい、途中、熊が出てきそうな森を抜けると突然右側に大きな看板と共にキャンプ場のセンターハウスが見えてきました。
センターハウスは思っていたよりも大きく、中に入ってみると品数が豊富な売店があって、優しいスタッフさんがお出迎えしてくれました。
売店にはキャンプギアや子供が遊ぶ遊具、生活用品まで何でも揃っています。
ここまで品揃えが多いセンターハウスは中々無いですよ。
道の駅?と思ってしまう程充実しています。
売店の横にはくつろぎスペース的なところがあり、テントが設置されておりました。
レイアウトもとってもオシャレです。
なぜ今までこのキャンプ場に来なかったのでしょうか…。
いざチェックイン!
このキャンプ場は「簡易オートサイト」以外は車の乗り入れができません。
そのため駐車場からキャンプサイトまではリアカーで荷物を搬入します。
ちなみに、リアカーは15台くらい置いてあったので、チェックイン開始の13時を除けば競争率は少なそうです。
リアカーの順番待ちも無さそう。
リヤカーでこの橋を渡ると広大なフリーテントサイトがあり、その奥には様々なコテージが建ち並びます。
ファミリー層がターゲットなだけあって童話に出てくるようなかわいいバンガローがたくさんあります。
画像出典:むかわ町経済恐竜ワールド戦略室
今回はバンガロー泊
ここ「穂別キャンプ場」といえば、やはりバンガローなので最初はバンガロー泊を選びました。
今回は、家族3人で丁度いいサイズの小バンガローの「ロビンフット」での宿泊です。
通常、土日のバンガローは予約で埋まっているのですが、たまたまキャンセルが発生したので運よくこちらを押さえることができました。
ロビンフッドは炊事場とトイレが近くて便利な場所にあります。
とても広い炊事場には「炊事台」も付いています。
ただ、お湯は出ませんでした。
ロビンフッドを含む「小バンガロー」は、4~5人の家族には丁度いい広さとなっています。
設備は照明と電源しかありませんが、一泊「5500円」ととてもリーズナブル料金設定です。
タープは一張りまで無料、追加料金を払えばテントも張れるそうです。
フリーサイトは木が生えていないので直射日光が照たりますが、林間のバンガローエリアには木陰がたくさんあるので、涼しげな印象です。
他のテントサイトは…
「簡易オートサイト」の地面は砂利で野外卓や電源が付いているサイトもありました。
適度に木陰もあり、プライベートもしっかり守られている印象です。
「簡易」ではなく、しっかりとしたオートサイトです!
フリーサイトは広くて開放感があり、芝生も綺麗に整備されておりました。
テント1張り600円と、こちらもとってもリーズナブルです!
ここは何と言っても川遊び!
このキャンプ場の魅力は何と言っても「管理棟とテントサイトの間を流れる渓流」です。
水が綺麗で子供が遊びやすい水深です。
夏場はこの渓流を見ているだけで涼しくなりますね。。
本日のBBQ
妻と子供が川遊びに行ったので、私はその間に夕食に準備に取り掛かります。
本日のバーベキューは、いつものステーキ肉と我が家定番のカマンベールチーズのチーズフォンデュです。
毎回同じような気もしますが、美味しくて簡単なので外せません…。
石狩市厚田の有名とうふ店の揚げをそのまま焼いて醤油でいただきます。
これがシンプルで絶品でした!
とうきびは皮のまま蒸し焼きに。
火が通ったら皮をむいて焼き色を付けていきます。
そのままでも十分美味しいのですが、表面に醤油を塗れば「大通公園」の味が完成します!
急いで温泉へ!
お腹も満たされ、キャンプ場から2kmの場所にある町営の温泉にみんなで向かいます。
この温泉は午後8時までの営業です。
このために夕食を前倒しにしたので、急がなければなりません。
8時までに出なければいけないので、急いで温泉に入ります。
落ち着いている暇はありませんね。
こちらは子供が入れないくらいお湯は熱めでしたが、幸い露天風呂があったので良かったです…。
楽しい焚き火タイム
温泉でスッキリしたあとは、みんな大好きな「焚き火の時間」です。
焚き火の炎を見ながらにハイボールを流し込んでいきます。
至福の時間ですね~。
我が家は最近、サイトを「ハイスタイル」から「ロースタイル」に変えたのですが、サイトが全体的にコンパクトになり、目線も焚き火にも近くなるので意外と快適に過ごせます。
ロースタイルの懸念でもあるチェアの「立ち座り」も特に苦になりませんでした。
去年から愛用しているコールマンの焚き火台「ファイアーディスク」も良い感じに育ってきました。
何と言っても設営が3秒でできるのがうれしいですね~。
なるべく設営に時間をかけたくない私にはピッタリの焚き火台です♪
設営3秒!見た目もオシャレな焚き火台
クワガタ探し
ここはハイシーズンになると「クワガタ」がたくさん捕れるそうで、夜10頃でもクワガタを探している親子がたくさんいました。
キャンプ場のスタッフさんによると一晩に10匹ほど見つける方もいるとか…。
我が家も「ミヤマクワガタ」のオスとメスを見つけることができましたよ♪
(写真を撮るのを忘れてました…)
朝食はいつもの簡単メニューで
朝食はいつものように簡単に済ませます。
ホットサンドメーカーで焼く「豚まん」とカップラーメン。
そして、昨日の残った食材で作ったスープです。
キャンプの朝食の定番メニューである「カレーライス」は我が家では絶対に作れません…。
前日に残ってしまった「シーフードのアヒージョ」に牛乳を入れて煮込んでみました。
妻発案のこの「アヒージョスープ」が意外に絶品でした!
一見、合わなそうなオリーブオイルと牛乳をシーフードの旨味が美味しく仕上げてくれました。
撤収開始
2日目も1時間程川遊びを楽しんだ後、撤収作業開始です。
今回はバンガロー泊なので、テントの解体が無いのが楽ですね♪
帰りも管理棟でリアカーを借りて荷物を車まで運搬します。
いつもはこの作業が面倒なのでオートサイトを借りるのですが、穂別キャンプ場はサイトまでの距離が短いのでそこまで苦になりません。
むしろ車のエンジン音が聞こえないので、キャンプ中は快適に過ごせます。
夕張でちょっと寄り道
帰りは夕張市の道の駅「メロード」、夕張農協銘産センターに寄ってみることに。。
ちょうど夕張メロンの出荷時期と重なったため、どちらも賑わいを見せていました。
夕張メロンの発送やメロンの食べ放題などもあり、大勢の人が集まっています。
「夕張農協銘産センター」の入り口は、口を開けた「メロン熊」がモニュメントとなっており、国道274号を走っているドライバーの目を引き付けます。
さいごに
元々は、違うキャンプ場に行く予定でしたが、そちらは終日雨の予報が出ていたため、急遽、穂別キャンプ場に切り替えました。
こちらは基本的に土日のバンガローは予約で埋まっているのですが、今回は運良くキャンセル発生のタイミングで予約を入れることができたのです。
初めての穂別キャンプ場でしたが、「なぜ今まで来なかったのだろう…」って思うくらい自然が豊かで素晴らしいキャンプ場でした。
ファミリーやグループなど、人数が多い時にはこちらのキャンプ場がおすすめです。
設備が整ったオートキャンプ場とは一味違う楽しみ方ができますよ~。
基本情報
住所 | 〒054-0201 北海道勇払郡むかわ町穂別稲里 |
電話番号 | 0145-45-3244 (受付時間 9:00~17:00) |
営業期間 | 5月上旬~10月中旬 |
ホーム ページ | http://www.town.mukawa.lg.jp/2646.htm |
チェック イン | 13:00~ |
チェック アウト | ~11:00まで |
場内施設 | センターハウス、売店、アスレチック遊具、バンガロー |
場内設備 | 自動販売機、炊事棟、トイレ棟、リヤカー |
特記事項 | ゴミは持ち帰り、電源サイトあり |
キャンセル | 当日でもキャンセル無料(要連絡) |
禁止事項 | 直火、カラオケ、発電機の使用、指定場所以外での花火、電熱機器の使用 |
アクセス
札幌市 ~ 81km 1時間50分 (高速道路利用時:100km 1時間27分)
旭川市 ~ 135km 2時間30分(高速道路利用)
評価スター
項 目 | 評 価 |
---|---|
ロケーション (自然、景観の良さ) | |
設 備 (施設、売店の充実度など) | |
清潔度 (サイト、炊事場、トイレなど) | |
周辺環境 (近くに温泉、コンビニなど) | |
アクティビティ (遊戯施設、イベントなど) | |
総合おすすめ度 |
【穂別キャンプ場】はこんなところ…
- コテージ、バンガローが充実
- 自然のアクティビティが満載
- フリーサイトが広い
- 売店の品数が豊富
- スタッフさんの感じが良い
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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