華やかな香りとスムーズな口当たり【I.W.ハーパー・ゴールドメダル】

\ 欲しいものが見つかる! /

目次

はじめに

独特なバニラを感じさせる甘い香りとまろやかな風味が楽しめる「バーボンウイスキー」ですが、数ある銘柄の中でも入門用としておすすめできるのが本日ご紹介する「I.W.ハーパー・ゴールドメダル」です。

アルコール度数は40%で飲みやすく、2000円代で購入できるため、我が家にも常に置いてあるウイスキーの一つです。

スッキリとした味わいはストレートやロックが苦手な方でも飲みやすく、ソーダやコーラ割など、バーボンらしい様々な味を楽しむことができます。

I.W.ハーパー・ゴールドメダルとは

「I.W.ハーパー ゴールドメダル」は、1877年にドイツ系移民であるアイザック・ウォルフ・バーンハイム氏がアメリカのケンタッキー州ルイヴィルでウイスキーを製造したことに始まります。

「I.W.」は彼のイニシャルから、そして「ハーパー」は彼の親友であるフランク・ハーパーから付けられたと言われています。

1885年のニューオーリンズの万国博覧会で金賞を受賞すると、その後も1893年のシカゴ博覧会、1900年のパリ博覧会、1904年のセントルイス博覧会、そして1915年のサンフランシスコ博覧会など数々の博覧会で金賞を受賞したことがラベルの色、そして「ゴールドメダル」の由来となっているのです。

I.W.ハーパー ゴールドメダルは、6年熟成原酒をメインにブレンドされ、バーボンウイスキーの定義であるトウモロコシ原料51%以上をはるかに上回る比率の86%が使用され、ステンレスと銅でできた「コラムスティル」と呼ばれる大型の蒸留釜で2回蒸留されています。

上質なバーボンウイスキーへ

当時、アメリカンウイスキーといえば低級なバーボンが主流の中、I.W.ハーパーは上質なバーボンウイスキーを造ることを目的として生まれました。

洗練されたその味は、それまでになかった高級バーボンウイスキーというカテゴリーを牽引することとなり、現在ではアメリカンウイスキーを代表する銘柄になっています。

また、樽売りが主流だった当時、目に見える透明なボトルを使用する革新的なアイディアが功を奏し、顧客の確かな信頼を得ることに繋がったのです。

豊かな味わいは高いウモロコシ比率にあり

「I.W.ハーパー ゴールドメダル」の味わいは、他の銘柄と比較してもトウモロコシの含有率が高いため、豊かなコクと強い甘味が特徴です。

そのため、ストレートでも飲みやすく、後味はとてもスッキリとしています。

熟したバナナやメロンのようなまろやか甘味がしっかりと感じられ、バーボンウイスキー特有の接着剤のような溶剤感も然程気にならないので、バーボンが苦手な方にもおすすめの銘柄です。

バーボンの定義とは…

バーボンとは、アメリカ合衆国(主にケンタッキー州)で製造されるウイスキーのことを指します。

バーボンウイスキーはいくつかの基本的な規定に従う必要があり、以下はバーボンの主な規定要素となっています。

【主成分の穀物】
バーボンの製造には、主にトウモロコシが使用されます。法的にはトウモロコシが51%以上を占ていなければなりません。これにより大麦麦芽を主原料とした「スコッチウイスキー」とは異なる独特の甘みを持つ原酒が出来上がります。他の副原料には大麦、小麦、ライ麦といった穀物が使用されます。

【熟成と蒸留】
バーボンは、最初に80%以下のアルコール度数で蒸留され、62.5度以下で熟成されます。その後、加水されアルコール度数40%以上で瓶詰め出荷されます。バーボンには熟成年数の決まりはありませんが、「ストレートバーボン」として表記される場合は2年以上熟成しなければなりません。

【新樽の使用】
バーボンは、内側をバーナーで焦がしたホワイトオークの新樽で熟成されます。バーボン特有のバニラやカラメルに似た甘い風味は新樽から溶け出した成分「バニリン」が熟成した原酒に影響を与えているためです。
熟成樽を再利用することが多いスコッチウイスキーに比べ、バーボンの熟成年数が短いのは成分が流出していない新樽を使用することで熟成が早く進むためです。

【添加物の制限】
ウイスキーの多くは 、風味や色を調整するため、カラメルなどの人工的な添加物が使われていますが、バーボンは水以外のもを加えてはならず、このような添加物は含まれていません。

バーボンと相性が良い「生チョコ」

これらの厳しい条件をクリアしたものが「バーボン」と名乗ることができるのです。

世界的に人気があるアメリカンウイスキーの「ジャック・ダニエル」はテネシー州で製造されているためバーボンではありません。

公式でもおすすめのハーパーソーダ

I.W.ハーパーは、スッキリとした味わいが魅力なので飲み方を選びませんが、I.W.ハーパーと炭酸水を「1:4」の比率で割ったハイボールが特におすすめです。

炭酸で割ることで爽やかさが増し、鼻に抜けるほんのりした甘みを強く感じることができます。

ちなみに、こちらは「ハーパーソーダ」と言われ、公式HPでも推奨されている飲み方となっています。

ハーパーソーダ以外にも、お好みで比率を変えたり、柑橘系のフルーツを添えたり、コーラで割るなど様々な味わいを楽しむことができます。

雑味が少ないため食中酒としてもおすすめです!

「I.W.ハーパー・ゴールドメダル」DATA.

熟成年数ノンエイジ(6年以上)
容量700ml/200ml
アルコール度数40度
価格帯2000~2600円(700ml)
分類バーボンウイスキー
原材料比率トウモロコシ:86%
ライ麦:6%
大麦: 8%
スモーキー
ウッディ
シリアル
ワイニー
フローラル
フルーティー
※個人の感想です

最後までお読みいただきありがとうございました♪

欲しいものが見つかる

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次