アイヌの里で秋キャンプ!二風谷ファミリーランドオートキャンプ場

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目次

はじめに


秋の深まり感じる10月、北海道では紅葉がピークを迎え、色とりどりの木々に囲まれた中でのキャンプは、自然の美しさを存分に楽しむことができます。

この時期は、昼間は澄み渡る空と心地よい暖かさが広がり、夏に比べて混雑が緩和されるのでリラックスして過ごすことができます。

虫が少ないのも秋キャンプの魅力です!

今回訪れたのは、アイヌの里としても知られる平取町にある「二風谷ファミリーランドオートキャンプ場」です。

アイヌの歴史と文化が息づくこの地で、紅葉を満喫しながら秋キャンプを味わってきました!

二風谷ファミリーランドオートキャンプ場とは

二風谷ファミリーランドオートキャンプ場は、平取町に位置するファミリー向けのキャンプ場で、自然豊かな環境と多彩な施設が魅力なのです。

札幌市内からでも高速道路を使うと約1時間半ほどで来れるのでアクセスも良好です!

ドライブにもちょうど良い距離!

このキャンプ場では、オートサイト、フリーサイト、バンガローといった多様な宿泊スタイルが用意されています。

電源付きのオートサイトもあるので、ニーズに合わせた快適なキャンプを楽しむことが可能です。

周囲には、遊具広場やテニスコートやパークゴルフ場などのスポーツ施設も充実しているので一日中楽しむことができる環境が整っているのです!

管理棟の横にある池では鯉の餌やりが体験できます!

敷地内には温泉が併設されているのでサイト設営で疲れた体を一度リセットできます。

歩いて行ける距離にある「びらとり温泉ゆから」

また、キャンプ場から2km離れた場所には、アイヌ文化に触れることができる「二風谷コタン」や「二風谷アイヌ文化博物館」があるので、キャンプのあとに気軽に立ち寄ることができます。

「二風谷コタン」はキャンプ場のすぐ近く

キャンプ場到着!

この時期のキャンプ場は静かで過ごしやすい。。

毎度、チェックイン時間の少し前に到着するようにしていますが、この日は、色々と用事が重なったため、少し遅めのチェックインです。

午後3時ごろに到着すると、サイトの6〜7割ほどにテントが設営されていました。

この時期は、土日でも混雑していないので落ち着いてキャンプができます!

管理棟では薪の販売やレンタル品などが置いています。

今回はバンガロー泊

5人まで宿泊可能なバンガロー

寒暖差が激しい秋のキャンプに備えて、今回はバンガローを予約しました。

このバンガローは最大5人まで宿泊でき、なんと1泊3000円という非常にリーズナブルな料金です。(しかも入場料なし!)

バンガローの内部はシンプルな作りで、下駄箱と照明、電源が備わっているだけです。

天井が高いため、閉塞感を感じることなく快適に過ごせそうです!

室内はとてもシンプル!
天井が高いので閉塞感はありません

初卸しの人気タープ

人気商品DOD「いつかのタープ」

キャンプ場のバンガローサイトでは通常テントの設営は許可されていませんが、タープを張ることは可能です。

今回、長年使用してきたコールマンのオープンタープの防水性能が低下してきたため、以前Amazonのセールで購入していたDODの「いつかのタープ」を初めて使用することにしました。

この「いつかのタープ」は、キャンプ愛好家の間で非常に人気の高い商品です。

手頃な価格にもかかわらず、2000ミリメートルという高い防水性能を持つオープンタープで、コストパフォーマンスに優れています。

さらに、付属の延長ベルトを使用することで、小川張りのようにタープ内のスペースを効率的に活用できる点も魅力なのです。

セール時には6000円台で入手できることもあり、その性能と価格を考えると、持っておいて損のない優れた製品といえます!

小川張りとは:テントとタープを連結させて設営するスタイルで、タープの片方を長く設置し、テントをその下に設置することで、狭いキャンプサイトでも快適に過ごすことができます。もともと、この張り方を提唱した国産のテントメーカーの「ogawa」の名から、小川張りの通称ができたのです。

このスタイルが俗に言う「小川張り」
https://www.store-campal.co.jp/

夕食まで場内散策

紅葉が色づき始める場内

二風谷ファミリーランドは、今回初めて訪れたため、夕食の準備の前に少し場内を散策することにしました。

このキャンプ場は予想以上に広大で、バンガローを含めると約100区画もあることがわかりました。

私が宿泊するサイトからは見えなかった高台にも広大なキャンプサイトが広がっており、その規模の大きさに驚かされました!

10人前後が泊まれる大バンガロー
この高台にもキャンプエリアが広がっています(奥が管理棟)

管理棟の周辺ではパークゴルフ場や野球場、さらにはスケート場まであるので、ここは一年を通して様々なスポーツを楽しめるレジャー施設のようですね。

管理棟前にある場内図
最初は何かわからなかったスケート場

管理棟の横には、たまにキャンプ場で目にする肉の自動販売機がありました。

地元のお肉が気軽に買えるのはうれしいですね〜。

肉の自動販売機「ど冷えもん」では平取和牛が買えます!

今年最後のバーベキュー?

この時期は夕方から気温が一気に低くなるので、早めに夕食の準備に取り掛かることにします。

本日の目標は、「早く食べて、早く温泉に浸かって、早く寝る」です。

焚き火のそばで、いつもと変わらないお肉や野菜を焼きながら、静かにそれを楽しむ。。

自然の中で食べるだけでどこかホッとする時間です。

いつ見てもいい画です!
特に変わり映えしないいつものBBQ

いつもはウイスキーを飲みながらじっくり楽しむ焚き火も程々にして本日は早めの就寝です。

お疲れ様でした。。

この時期は焚き火をしても寒いです…

やっぱり北海道の10月は寒い!!

昼間は快適に過ごせる気温でしたが、10月中旬ともなれば夜は10℃以下に下がります。

夜中、寒さで何度も目を覚まし、ウトウトしながら時計を見ると朝の6時になっていました。

基本、朝の調理はガスしか使いませんが、この日は寒さに勝てず起床と同時に薪に火を付けることに…。

火の有り難さを改めて痛感!

この日は帰りに「二風谷コタン」に立ち寄るため、早めに朝食を済ませてチェックアウトすることにしました。

振り返ってみると、今年は雨でキャンプが中止になることが多く、昨年と比べて半分ほどしかキャンプに行けていません。

そのため、新しく購入したキャンプギアもいくつかまだ未使用のままです。

来年こそはたくさん活用できるような天候に恵まれたキャンプシーズンになってほしいと願うところです…

帰りはアイヌ文化に触れる

10時前にキャンプ場を後にして、向かった先は「二風谷コタン」です。

こちらは平取町の観光としては外せません!

平取町はアイヌの一大集落があった場所で、多くのアイヌ文化関連施設が集まっています。

二風谷コタンには、「二風谷アイヌ文化博物館」や「沙流川歴史館」、そして、復元された伝統的な建築物である「チセ」(アイヌの家)を見学することができ、アイヌの実際の生活様式を感じることができるのです。

復元されたアイヌの住居「チセ」
チセの内部は意外と広い!

なんと本日はイベント開催日!

偶然にも、本日は二風谷コタンのイベント【二風谷コタンDAY】が開催されておりました!

なんと、二風谷アイヌ文化博物館が無料開放され、平取アイヌ文化保存会による古式舞踊や遊び体験、木彫体験や鹿角を使った制作体験、アイヌ語のワークショップなど、普段味わうことのできない特別なプログラムに加え、伝統料理やびらとり和牛などの食も楽しむことができます。

会場には、続々と車が入っていき、10時過ぎにはすでに人の列ができておりました。

すでに人の列が!

受付では、パンフレットや記念品が配られています。その横では平取牛の串焼きが販売されておりました。

アイヌ民族の衣装を着た大学生でしょうか?
敷地内にあるカフェから…眺めも最高です。

二風谷コタンには、アイヌの伝統的な家「チセ」が復元され、当時のアイヌの集落がそこにあるかのように立ち並んでいます。

その風景は、明治時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます!

目の前にアイヌの集落が!
当時の建築方法で再現された「チセ」

二風谷アイヌ文化博物館は見応え十分!

チセだけでも十分見応えがありますが、二風谷コタンには、異なる2つの資料館があります。

二風谷アイヌ文化博物館
本日は無料開放!

「二風谷アイヌ文化博物館」は、アイヌ文化を正しく受け継ぎ未来へ伝えることを目的に1992年に開館しました。

この博物館は、独特な外観が特徴で、館内は「人々の暮らし」「神々のロマン」「大地のめぐみ」「造形の伝承」の4つのゾーンに分かれています。

これにより、アイヌの生活様式や文化を視覚と聴覚を通じて体験できるよう工夫されているのです。

当時のアイヌの生活に触れる事ができます

通常、入場料が大人400円、小・中学生150円のところが本日は無料です!

内部は実際にアイヌが使っていた道具や写真などが数多く展示されています。

この規模の博物館で、入場料400円は安すぎます!

沙流川歴史館

沙流川歴史館は、平取町の歴史や文化を学ぶための重要な施設となっています。

町内の遺跡から発掘された貴重な出土品が展示され、沙流川流域の自然と人との関わりや動植物の生態に触れることができます。

収蔵品は約1000点とこちらも見応え十分です!

沙流川歴史館
出土品などが数多く展示

最後に

10月のキャンプには、景観が美しいことや土日でも混雑しないこと、虫が少ないなどの多くのメリットがありますが、寒がりの私には夜から明け方にかけての寒さが少々厳しいです…。

今回のキャンプも楽しい思い出となりましたが、澄んだ二風谷の空を見ながら「今年最後のキャンプになるかもなぁ…」と名残惜しさを感じながらキャンプ場を後にしました。

最後までお読みいただきましてありがとうございました〜🎵

基本情報

住所〒055-0101 沙流郡平取町字二風谷92番地38
電話番号01457-2-3807(受付時間 9:00~17:00)
営業期間 4月下旬~10月下旬
ホーム
ページ
http://www.town.biratori.hokkaido.jp/kankou/spot/spot3/camp/
チェック
イン
13:00~17:00まで
チェック
アウト
11:00まで
場内施設センターハウス、売店、バンガロー、野球場、テニスコート、パークゴルフ場、遊具施設、小川
場内設備自動販売機、炊事棟、トイレ棟、あずま屋
特記事項ゴミ回収あり(要分別)、電源サイトあり
キャンセルキャンセル無料(要連絡)
禁止事項直火、カラオケ、発電機の使用、花火、ペットの同伴

利用料金

テントサイト

1~5人6~10人
キャンピングカーサイト(3区画)
電源付き
4,000円4,500円
電源付きオートサイト(11区画)3,000円3,500円
オートサイト(60区画)2,000円2,500円
フリーサイト(14区画)500円1,000円

バンガロー

1~5人用(6棟)電源なし3,000円
1~10人用(3棟)電源あり
11人以上~
6,000円
7,000円

アクセス

札幌市 ~ 113km 1時間40分(高速道路使用)
旭川市 ~ 159km  2時間50分

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