華やかな薫りと深みのある味わい!サントリー【スペシャルリザーブ】

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サントリーリザーブ

サントリーを代表するウイスキー「リザーブ」とは、サントリー創業者「鳥井信治郎」氏の後を継いだ二代目社長「佐治敬三」氏が、サントリーウイスキーの品質を世界にアピールするため1969年に発売しました。

翌年の1970年、日本のウイスキー市場の国際化を見据えてサントリーリザーブは「大阪万博」に出展されます。

「国産品と呼ばずに、国際品と呼んでください」というキャッチコピーのもと、舶来ウイスキーと同水準のクオリティをアピールし、市場に出されたと言われています。

その後、リザーブのイメージである黒いのボトルを継承しながら何度かリニューアルされ、2008年に「サントリーリザーブ」から現在の「スペシャルリザーブ」に変更されたのです。

サントリー創業者・鳥井信治郎氏
リザーブの生みの親・佐治敬三

実はこのお二人、苗字は違いますが実の親子です!

白州に似ている?

出典:SUNTORY

スペシャルリザーブは、ホワイトオーク樽で熟成させた白州モルトをキーモルトに使用し、知多グレーン原酒を含む厳選されたモルトとグレーンをブレンドしています。

そのため、味の傾向は白州に似ていると言われ、円熟した華やかな香りとクリーミーな味わいが特徴となっているのです。

現在は原酒不足により値段が高騰している白州の代用品として常飲されている方も多いようです。

サントリーらしいやさしい口当たり

白州はハイボール缶しか飲んだことがないのですが、スペシャルリザーブのハイボールと比較すると確かに味はよく似ていますが、白州のフレーバーの一つでもあるスモーキーさはあまり感じられませんでした。

口に含んで最初に感じるのは、青リンゴのような酸味です。

その後バニラやウッド香も感じられ最後にスパイシーさがほのかに残ります。

率直な感想としは「とても飲みやすい!」ですが、クセのあるウイスキーが好きな私にとっては少々物足りなさを感じました。

しかし、万人受けする口当たりがよいサントリーらしい爽やかな印象は受けます。

おそらく日本のウイスキー愛好家に「スペシャルリザーブ」はちょっと苦手…と思う方はあまりいないでしょう。

3000円程でこの味わいを感じられるのはお得かもしれませんね〜。

スペシャルリザーブD.A.T.A.

熟成年数ノンエイジ
容量700ml
度数40度
価格帯2500~3000円
分類ブレンデッドウイスキー
キーモルト白州モルト
スモーキー
ウッディ
シリアル
ワイニー
フローラル
フルーティー
※あくまでも個人の感想です

最後に

「スペシャルリザーブ」はサントリーらしい日本人に合わせた飲みやすくて美味しいウイスキーです。

スーパーやドラッグストアなどでも見かけることが多いので比較的入手も簡単です。

日本産のシングルモルトウイスキーが高騰している中、お手頃な値段で白州に似た風味を楽しむことができるという意味では、コストパフォーマンスが高いブレンデッドウイスキーと言えます。

ジャパニーズウイスキーで少しだけ贅沢を味わいたいという方には「スペシャルリザーブ」はとってもおすすめです♪

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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