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はじめに
「コールマン」の代表的なキャンプギアとして、「スチールベルトクーラー」、通称「スチベル」が挙げられます。
ビンテージ風なオシャレな見た目と高い保冷力で長年幅広い層のキャンパーに人気があるクーラーボックスですね。
スチールベルトクーラーのレビューはいろんな方がされているので、今回はスチベルに少し手を加えて保冷力を更にパワーアップさせる方法を解説したいと思います。
「スチールベルトクーラー」とは…
1954年に初代モデルが登場して以来、高い耐久性と保温性能、シンプルなデザインがキャンプ愛好家に長年支持されているハードクーラーボックスです。
スタイリッシュなボディには、厚さ3cmの発泡ウレタン断熱材が採用されており、外気温が高い真夏のキャンプでも一定の保冷力を保ってくれます。
2Lのペットボトルが縦に入る大容量(約51L)で、ファミリーやグループキャンプなど幅広い用途に使うことができます。
また、カラーバリエーションも豊富で、度々発売される「限定カラー」なども存在し、様々なキャンプスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります。
ここからは、「スチールベルトクーラー」の保冷力を格段にアップさせる方法を解説していきたいと思います。
【其の一】パッキンで密閉性を高める
スチールベルトクーラーは、蓋と本体にある凸凹で密閉する仕組みになっていますが、蓋側の凹部分にはパッキンが付いていません。
より密閉性を高めるため、その凹部分に合うパッキンを貼っていきます。
蓋の方にパッキンが貼れそうなちょうどいい溝がありますね。
溝は10mm程なので、それに合う適当なものを探します。
100均などにもありそうですが、探すのが面倒だったので今回はアマゾンで幅が合いそうな「戸あたりテープ」を購入してみました。
幅がぴったりですね。両面テープが付いていて便利です!
テープは伸縮性があるので、コーナーもこのように綺麗に貼ることができました。
いい感じですね~
【其の二】ロックレバー強化
ロックレバー(カムラッチ)は、ロックをした状態でも強い力で開けると蓋が外れる仕組みになっています。
この機能は、むかし子供が中に閉じ込められたことがあり、そのうような事故を防ぐために付けられたと言われています。
パッキンがない状態では、手を離しただけでロックをしなくてもしっかり蓋が締まります。
溝にしっかり収まるので、ロックをしなくてもある程度密閉されます。
しかし、上記のように「パッキン」を取り付けてしまうと、パッキンの厚みで蓋が浮いてしまうんです。
致命的な隙間です…
そのため、上から押さえつけてカムラッチをロックしますが、先述の安全機能によりパッキンの厚みでロックが外れてしまう可能性があります。
そこでロックが外れない為に、カムラッチを受ける部分を強化する必要があるんです。
ネジの間にある黒いパーツを交換します。
3本のネジを外すと簡単に取ることができます。
このパーツを「メルカリ」で購入した補強金具に取り換えていきます。
わずか5分で完了!蓋もしっかりロックするようになりました。
補強金具に取り換えるとレバーをロックした状態で開くことはありません。
【其の三】クーラーinクーラー
こちらは色んな方がやられている方法ですが、クーラーボックスの中に「ソフトクーラーバッグ」を入れて更に保冷力をキープします。
クーラーボックスは開ける回数が多ければ多いほど冷気が逃げていきます。
保冷効果もどんどん弱くなっていくので「翌朝食材が冷えていない…」ということも起こります。
翌日にしか使わない食材や飲み物はソフトクーラーバッグに入れて「スチベル」の中で保冷します。
スチベルにシンデレラフィット!「サーモス」のソフトクーラー
この方法では、質の高い魔法瓶や調理用品などで知られる「サーモス」のソフトクーラー20Lがジャストフィットします。
幅、奥行き、高さのすべてが完璧で、スチベルのために作られた?と思ってしまうほどのサイズ感です。
蓋の内側には、保冷剤が収納できるポケットも付いているので、出発前に翌日まで使わないものはこちらに入れてしまいましょう。
【其の四】アルミボートで蓋をする
最後の保冷力アップ方法は、ソフトクーラーが入っていない側の冷気もできれば逃がしたくないので、反対側にも蓋をしてしまいます。
この方法にピッタリ合うのが、アウトドアブランド「ロゴス」が発売している「サーマルバリアボード」のXL用です。
この商品は、片面開きが可能なので、ソフトクーラーを使うときでも反対側の冷気の流出を防いでくれます。(もちろん両面使いもできます!)
保冷効果が高いアルミ素材で、中には断熱材のポリウレタンが入っているので作りがしっかりしています。
左側「ドリンク」、右側「食材」などに分ける場合はこの方法がとても便利ですね!
冷気は上から下に降りていくので、このように蓋の裏に固定してしまえば更に保冷力アップが期待できます!
クーラーボックスは直置きしないが鉄則
クーラーボックスは直接地面に置かないのが鉄則です。
上記の方法で保冷力が上がっても、地面に直置きしてしまうと地熱の影響でクーラーボックスの保冷性能が低下してしまいます。
クーラーボックス用のスタンドを使うか、フィールドラックのような台の上に置くことで、この問題を避けることができます。
また、夏の暑い時期には、タープやテントの陰に置いて直射日光を当てないことも重要ですね。
最後に…
「スチールベルトクーラー」は、コールマンが作った最高傑作の一つで、その中には創業以来100年以上にわたる経験と技術が詰まっています。
「いつかはスチベル」と言われるほど、キャンパーたちに愛されている理由は、長い歴史を通じて実証された高品質が支持されているからなんですね。
キャンプ場などでは、お隣りも「スチベル」なんてことはよくありますが、アウトドアを楽しむために、少し贅沢して「スチールベルトクーラー」を手に入れてみてはいかがでしょうか。
スチベルの購入がアウトドア体験をもっと楽しいものにするかもしれませんよ♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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