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タリスカー10年とは
タリスカー10年は、スコットランドの北西部の「スカイ島」にある「タリスカー蒸留所」で製造されるシングルモルトウイスキーで、アメリカンオークの樽で10年以上熟成されています。
潮風の香りとほのかなスモーキー感、そして黒胡椒のようなスパイシーな味わいが特徴です。
数あるのタリスカーブランドウイスキーの中でも、タリスカーと言えばこの「10年」のことを指すことが多く、世界最大のアルコールのコンテスト「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション」(IWSC)では、熟成年数12年未満のシングルモルト部門で最優秀賞トロフィーを6回、同金賞を8回など数々の受賞歴を誇っています。
世界で一番売れているのスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」のキーモルトとしても有名です。
霧の島に浮かぶタリスカー蒸留所
タリスカー蒸留所は、創業者のマカスキル兄弟によって1830年に設立されたスカイ島に唯一残るウイスキー蒸留所です。
スカイ島は荒々しい気候で知られ、天候が変わりやすく、時折濃霧が立ち込めることから「霧の島」とも呼ばれています。
タリスカーの魅力でもある、スパイシーな味わいと潮風のような独特の風味がこの厳しい環境を物語っているのです。
今回ご紹介する「10年」は、口に含むと刺激的な辛味や塩気を感じますが、爽やかな柑橘系の余韻も感じ、後味はサッパリしているので、独特な風味を持つ「アイランズウイスキー」の中でも飲みやすい部類に入ると思います。
スカイ島で、唯一残る歴史のある蒸留所で製造されるウイスキーは個性的な風味と歴史的背景から、「孤高のシングルモルト」と称され、現在も世界中に多くの愛好家が存在します。
個性派ぞろい「アイランズウイスキー」とは
「アイランズウイスキー」とは、スコットランドの西岸と北岸に点在する6つの島々で作られるウイスキーの総称で、それぞれの島に蒸留所が存在します。
全体的にスモーキーさと潮感や磯感と言われる「ヨード香」が最大の特徴となっていますが、各島では異なるテイストのウイスキーが製造されています。
スカイ島をはじめ、スコットランドの土壌は、海藻などを含んだピート層と呼ばれる泥炭層が広がっています。
アイランズウイスキーの象徴とも言えるスモーキーな味わいは、このピートを使って蒸留することで生まれているのです。
頻繁に雨が降るスカイ島では、岩石質の地層から雨水を絶え間なく海に流し続けます。
タリスカーは創業以来、この雨水から生まれる湧き水を使用しており、独自の味わいを色付けているのです。
ヨード香とは:ピート香(スモーキーフレーバー)の中の一つ。ヨード=ヨウ素であり、 ミネラルの一種であるヨウ素は、昆布やわかめ、海苔などの海藻に豊富に含まれています。 そのため、ウイスキーから香るヨード香は、よく海藻の香りや磯の香り、潮の香りなどに例えられます。 また、海藻由来のヨードは薬品類にも多く使われています。アイラまたはアイランド系ウイスキーのフレーバーが日本では正露丸と例えられるのもこのためです。
キャンプにおすすめ「スパイシーハイボール」
「タリスカー10年」でおすすめの飲み方といえばやはり「ハイボール」です。
特に公式サイトでもおすすめしている黒胡椒を使った「スパイシーハイボール」は、タリスカーの奥深い味わいを引き立て、燻製やバーベキュー料理にもよく合います。
肉料理が多いキャンプとの相性は抜群なのです!
スパイシーハイボールの簡単レシピが公式サイトに掲載されていたのでご紹介いたします。
【スパイシーハイボールの作り方】
1.グラスに氷を入れ、マドラーでよくかき混ぜてグラスを冷やす。氷から溶けた水は捨てる。
2.「タリスカー10年」1に対してソーダを2~3の割合でグラスに注ぐ。ソーダは氷に当てないことがコツ。
3.タリスカーの風味を逃さないよう、かき混ぜないことがポイント。(大きなグラスを使う時は、マドラーでグラスの底から氷を軽く持ち上げる)
4.粗挽きの黒胡椒をお好みの量、氷に当てるようにふりかけて完成です。
アルコールは水より軽いのでソーダを注ぐだけで自然に混ざります。
タリスカー10年.DATA.
熟成年数 | 10年 |
容量 | 200ml/700ml |
度数 | 45.8度 |
価格帯 | 4500円~5500円(700ml) |
分類 | シングルモルトウイスキー |
45.8%と高めのアルコール度数にもかかわらず、口当たりはとってもまろやか。シングルモルトの深い味わいが楽しめます。
フレーバー | 評価 |
---|---|
スモーキー | |
ウッディ | |
シリアル | |
ワイニー | |
フローラル | |
フルーティー |
最後までお読みいただきありがとうございました♪