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はじめに
キャンプで快適な睡眠を得るためには、マットやコットなどの寝具を充実させることが重要です。
寝具は寝心地を向上させるだけでなく、地熱や冷気が身体にダイレクトに伝わるのを防ぎ、地面の凹凸を遮断してくれます。
キャンプでその役割を最大に果たしてくれるのが「マット」と「コット」となります。
今回はコストパフォーマンスが高く、レビュー記事でも評価が高い、VENTLAXの「インフレータブルマット」と「2WAYアジャスタブルコット」を購入してみましたので、早速、開封から設営、使用してみた感想などを書かせていただきます。
【VENTLAX】とは
VENTLAX(ヴェントラクスと読みます)は、大阪の泉州発の国産ガレージブランドです。
2020年1月からキャンプギアの開発を開始し、同年12月にキャンプギア第一弾として、火ばさみ『TAKIBI TONGS』の販売からスタートした新しいブランドです。
実店舗は持たず、インターネットでの販売を展開しているため、人件費などにかかるコストを削減することにより、高価ではなく高品質な商品を提供してくれています。
また、「不正なレビュー操作を行わない」「すべての商品に1年保障が付いている」など、ブランドとしてのこだわりもあり、私たちユーザーにとっては安心してキャンプギアを購入することができますね。
【インフレータブルマット】
インフレータブルマットの特徴
VENTLAXのインフレータブルマットは、8cmの厚さがあり、クッション性が高く断熱性に優れています。
2つの大型バルブにより、空気の出し入れが簡単で、今回、初めての開栓で2分ほどで自動膨張しました。
収納袋から取り出すと、このようにコンパクトに巻かれています。
2つのバルブを開けると自然に空気を取り込み、内部の発砲ウレタンが膨張していきます。
約2分ほどでこのような姿になりました
厚さは8cmとなっていますが、初めての開栓なので6cmまでしか膨らみません。
最初は収縮していたウレタンの癖が付いているので、使用していくうちに厚みがでてくるようですね。
裏側はしっかり滑り止め加工がされています。
インフレータブルマットの感想
寝心地は内部の発砲ウレタンが低反発マットレスのような役割を果たしているので、程よい弾力があります。
空気を入れるだけのエアマットのような「体が沈み込みこんで寝返りがしにくい」ようなことはありません。
キャンプでも快適な睡眠が得られそうな気がしました。
初めての開栓は発砲ウレタンの膨張を復活させるため、バルブを開いた状態で数時間放置します。
そのため実際にキャンプで使用する前に一度開栓してインフレータブルマットのポテンシャルを高めてあげましょう!
VENTLAXのインフレータブルマットは低価格でありながら、高品質なウレタンフォームを採用しています。
また、万が一穴が開いてしまっても、ウレタンフォームの厚さがあるので、エアマットのようにペチャンコになってしまうことがありませんし、使用中に製品の不具合を発見してもメーカーがしっかりサポートしてくれます。
サイドには連結用のボタンが付いているので、もう一つ購入するとダブルサイズとしても活躍してくれそうです。
【製品情報】
使用時サイズ | 約190×63×8(h)cm |
収納時サイズ | 約60×20×20cm |
重量 | 約2.5g |
メイン素材 | ポリエステル、ウレタンフォーム |
仕様 | 特大吸気バルブ×2,スリップ防止機能、高耐久防汚生地、連結可能ボタン |
耐荷重 | 約120kg |
付属品 | 収納ケース、収納バンド2本 |
今回、私が購入したカラーは「オリーブグリーン」ですが、他にもテントに合わせやすい「コヨーテタン」とロゴまでブラックの「オールブラック」があります。
【2WAYアジャスタブルコット】
続いて、今回同時に購入した「2WAYアジャスタブルコット」について見ていきたいと思います。
コットは、地面から高い位置で寝ることができるため、インフレータブルマットに比べ、さらに地面の凹凸や冷気を遮断してくれる効果があります。
地面との隙間ができるコットの上で寝ることで空気の循環が良くなり、特に夏場の暑い環境でのキャンプでは快適な睡眠を手助けしてくれます!
2WAYアジャスタブルコットの設営
収納袋から取り出すとこのような部品が出てきました
一番右の袋には「ハイスタイル」用の脚が12本入っています。
早速組み立てていきます!
まずは2本のフレームを連結させてシートの両サイドのループに通していきます。
フレームには航空機の素材にも使用される「7075アルミ合金(超々ジュラルミン)」を採用しています。
とても耐久性があり、大人2名がベンチのように腰をかけても問題ありません。
最初はフレームを挿入する際、「赤マル」のところで引っかかってしまいますが、実はこれを防ぐためにある工夫が施されています。
ループの中にはガイド用の布が付いているので、布の上に沿って入れるとフレームが飛び出すことがありません。
フレームが全て通ったら、ループの4隅に付いているポケットをフレームの先端に被せて飛び出さないようにします
続いてレッグフレームを3本取り付けていきます。
レッグフレームをメインフレームの両サイドに引っかけて、画像のように固定レバーをカチッと音がするまで引き上げます。
固定レバーはテコの原理を応用しているため女性でも組み立てが可能です。
レッグフレームは真ん中、左、右の順に装着していきます。
ロースタイルのコットが完成しました!
折角なのでここから「ハイスタイル」に仕上げていきます。
レッグフレームの穴に「レッグポール」を12本差し込んでいきます。
とても簡単ですね!
ハイスタイルにするとテントサイトのリビングスペースでベンチとしても使えます!
ローコット・ハイコットのメリット
ちなみに「ローコット」と「ハイコット」にはそれぞれ異なったメリットがあります。
【ローコットのメリット】
- 地面から近いのでベッドに寝転がるような感覚で使える。
- 重心が低く安定感があり、高さがないので小さなテントや限られたスペースの中でも使用が可能。
- 組み立てや収納が簡単、軽量なので持ち運びにも便利。
【ハイスタイルのメリット】
- 高さがあるので、コットの下に荷物を置くことができる。
- 腰や背中に負担をかけることなく寝起きができる。
- 風通しが良く、寒さや湿気や虫などから身を守ることができる。
VENTLAXの2WAYアジャスタブルコットはこの2つのスタイルのメリットを兼ね備えているのです!
VENTLAX製品の最大の特徴とは
そしてもう一つ、2WAYアジャスタブルコットの最大のメリットは、寝返りをしたときにギシギシ鳴る「きしみ音」が出ない事です。
安易にお手頃なコット買ってしまうと、寝返りの度にこの「きしみ音」に悩まされることになるのですが、2WAYアジャスタブルコットは静音設計にこだわっており、同価格帯のコットと比較しても高コスパ商品と言われるのはこの点が評価されているからなのです。
「2WAYアジャスタブルコット」はここがすごい!
- ハイとロー、どちらのスタイルにも対応
- 静音設計できしみ音がない
- 固定レバーで女性でも設営が可能
- 厚手のシートは撥水加工で耐久性がある
- 収納サイズは軽量でコンパクト
【製品情報】
使用時サイズ | 縦190×幅67×高さ17・37cm |
収納時サイズ | 縦56×幅17×高さ17cm |
重量 | 約2.4kg(ハイ:3kg) |
素材 | シート:600Dポリエステル、フレーム:A7075アルミ合金 |
耐荷重 | 約150kg |
付属品 | 収納ケース、固定バンド |
2WAYアジャスタブルコットもインフレータブルマット同様、カラーは「オリーブグリーン」「コヨーテタン」「オールブラック」の3色です。どのカラーもかっこいいのでセットで3色欲しいですね!
合わせ技で更に快適に!
今回ご紹介した「インフレータブルマット」と「2WAYアジャスタブルコット」を合わせて使うと、より快適な寝心地を得ることができます。
インフレータブルマットは、地面からの硬い感触を軽減し、体温を保つのに役立ちます。一方、コットは、より高い位置に体を上げることができ、マットよりも広い面積を提供し、より安定した寝心地を提供してくれます。
この2つの相乗効果により、まるで自宅のベッドに寝ているかのような「快適で安定したな寝心地」を味わうことができます。
ただし、重量や設営時間、収納の面では、単体で使用する場合よりも少し不便になるため、時間と収納スペースに余裕がある方にはぜひ一緒に使っていただきたいですね。
最後に
今回は、VENTLAXの「インフレータブルマット」と「2WAYアジャスタブルコット」について紹介させていただきました。
キャンプで快適な睡眠を得るためには、寝具の充実が不可欠です。
マットやコットを使用することで、より快適で安定した寝心地が実現できます。
VENTLAXのギアは、非常にコストパフォーマンスが高く、レビューでも高い評価を得ています。
今回初めて購入してみましたが、実際に商品を使用してみて高評価の理由を理解することができました。
コールマン製品が好きな私でも、VENTLAXの他の商品にも興味が湧いてきたので、これからチェックしてみたいと思います!
画像出典:VENTLAX
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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