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はじめに
今年4回目となる「ソロキャンプ」は、由仁町にある【古山貯水池オートキャンプ場】となりました。
実はこの日、南幌方面のキャンプ場に向かっていたのですが、予報で見ていたより風が強く、急遽近くにある「古山貯水池オートキャンプ場」に変更したのです…。
風はキャンプの大敵である!
リアルタイムの天気予報を見てみると南幌町の風速は5mとなっていますが、近くに川が流れ、周りにさえぎるものが何もないので、体感的にはもっと強く感じます。
実はキャンプは雨よりも風の方が厄介で、強風時では設営に時間がかかり、設営後もペグが抜けたり、ポールが曲がったりと良いことがありません。
また、焚き火やバーベキューでも火の粉が飛びやすいので危険です。
さらに、今回は風の影響を受けやすい「パップテント」を持ってきたので、現地で風が弱いキャンプ場を探すことにしました。
風速とは:風(空気)がどれだけの距離を移動したかを示すもので、通常は秒速で表されます。天気予報では1秒間に空気がどれだけ移動したかが用いられます。風速が「5m」と言われれば、1秒間に空気が5メートル移動することを意味します。
目安として、平均風速10m以上は、「風に向かって歩きにくくなる」「傘がさせない」と言われ、15m以上は「転倒する人が出てくる」「看板やトタン板が外れる」、20m以上は「何かにつかまっていないと立っていられない」「木の幹が折れる」「道路標識が傾く」などと言われます。
近くのキャンプ場を探す
時計の針はすでに15時を回っていましたが、7月の風速10mで決行したソロキャンプで、「火の粉で衣服やギアに無数の穴が開く」という苦い経験をしてしまったので、急遽、現地で空いているキャンプ場を探すことにしました。
近くには、「由仁」や「長沼」に高規格と言われるキャンプ場があります。
リアルタイムの天気予報ではどちらも風速3mとここより風は弱めです。
長沼は今年一度訪れており、風の影響を受けにくい「林間サイト」である由仁町の「古山貯水池オートキャンプ場」に行くことに…。
電話で確認したら「空きがある」とのことなので、早速由仁方面に向かうことにしました~。
目指すは由仁町「古山貯水池自然公園オートキャンプ場」!
ここはプライベートサイトか?
予想通り「古山貯水池オートキャンプ場」は林に囲まれたキャンプサイトなので風がほとんどありません。
とっさの判断でしたが、その選択は正解のようでした。
わずか18kmしか離れていない距離でも、立地条件によって驚くほどの違いがあります。
また、この日は平日ということもあり、オートサイトには4組のキャンパーしかおらず、フリーサイトは私一人だったので、プライベートサイトのような贅沢な時間を過ごせそうです。
夕食も自由だー!
サイト設営が終了したのが17時過ぎだったので、すぐに夕食の準備取り掛かります。
ナイフで薪を割りながら、このあと、車で温泉に行く予定のため「ノンアルコールビール」でのどを潤し、のんびり炭を起こしていきます。
ソロキャンプはすべて自分のペースで出来るのが良いですね~。
ファミリーキャンプだと子供が好きなものを優先的に焼いて食べさせますが、ソロだと食材は適当に並べてゆっくりと時間を掛けて焼くのもOKです!
この日はカキが安かったので購入、前回は火が強すぎてパサパサになってしまったので、今回は弱火でじっくり焼いていきいます。
パエリアの素で作った「適当パエリア」もそこそこ上手に作れました。
火加減さえ間違えなければレトルトは失敗がなくてとても便利です!
この日の最後は「ステーキ」で締めます。
基本的に我が家では牛肉はあまり食べないので、キャンプの日はくらいは豪快に牛肉を焼きます。
ステーキが逃げてしまわないようにステーキ包囲網を敷いていきます(笑)
ラスボスの登場
ステーキを半分食べたところで、パエリアの上に乗せて「ステーキ丼」の完成です。
絶対家では作らないレシピ…こんなものが不味いわけがありませんよね~。
びっくりの「ユンニの湯」
お腹もいっぱいになったところで近くにある温泉に向かうことにしました。
車で3分のところに温泉宿泊施設「ユンニの湯」があり、キャンプ場の管理棟では事前に温泉チケットを通常より150円安く購入できます。
蛇行した真っ暗な道を走ること3分、リゾート施設のような明るい建物が右側に見えてきました。
周りには街灯などがほとんど無いので、ひと際目立つ建物です!
入り口には「炎が揺らめくLED灯」が無数にあり、幻想的な雰囲気を演出しております。
施設はログハウス調の作りでとても清潔感があります。
内部も清潔感があってとってもオシャレですね~。
こちらは宿泊もできる施設で、平日にもかかわらず、多くのお客さんがいました。
温度も丁度良く、昼間のバタバタで疲れた身体を癒すことができました。
昨年の由仁町キャンプでこちらに来なかったことを少し後悔です…。
「ユンニの湯」は、黒々としたコーヒー色の温泉が特徴で、1993年にオープンして以来、泥炭地帯の影響でこの特異な色のお湯がいまだに湧き出ています。泉質はアルカリ性で、肌を滑らかにし、美肌効果があるそうです(スベスベというかヌルヌルに近い…)。天然のモール温泉であり、お湯が黒いため中に入ると体が見えなくなるほどです。温度も熱すぎず、リラックスしながら疲れを癒せる温泉です。
画像出典:ユンニの湯
焚き火とお酒と月光
温泉にも入りスッキリしたところで、焚き火を眺めながらのお酒の時間です。
このために夕食時は「ノンアル」で乗り切りました。
実はこちらのキャンプ場では、無料で薪割りができて、割った分は自分のサイトで使うことができるんです。
私もサイト設営前に薪割りをしていたので、今回はそちらを使わせていただくことに。
何となく「野営感」が出ていますね。
でもここは、高規格な「古山貯水池オートキャンプ場」です。
8月下旬にもなると、昼間は30℃近くあっても夜は涼しくなります。
少し肌寒くなてきたので明日に備え、本日は早めの22時に就寝です。
しかし、「今年は暑くてしんどいな~」と思っていたのに夏の終わりを感じると寂しいですね…。
ですが、9月はキャンプをするには一番良い季節です。
今シーズンはまだ折り返し地点なので、これからもキャンプライフを楽しんでいきたいと思います!
おまけ
おまけ①
翌朝、我がキャンプサイトにかわいい来訪者が現れました。
この時期に見かけるのは珍しいですが、元気に歩いていましたよ。
キャンプ場の炊事棟は、夜中灯りで集まってきた昆虫たちが、朝方歩いていることがよくあります。
おまけ②
我が家で毎回愛用しているガスコンロ、イワタニの「タフまるjr」ですが、専用ケースに入れるとサイズが大きくなってしまい、この商品のメリットの一つである「コンパクトさ」が失われてしまいます。
ギアコンテナに入れると結構場所を取ってしまうため、何か良い方法はないものかと考えていたところ、100円ショップの「ダイソー」でピッタリの商品を見つけてしまいました!
それがこちらのシューズケースです
なるべく荷物をコンパクトにまとめたい方はこの方法がおすすめです!
【古山貯水池自然公園オートキャンプ場】基本情報
住所 | 〒069-1216 夕張郡由仁町古山430番地 |
電話番号 | 0123-83-3979 直通(090-8630-6374) |
営業期間 | 4月末~10月末 |
ウェブ サイト | http://www.hurusan.jp/index.html |
チェック イン | 13:00~17:00 |
チェック アウト | 11:00まで |
場内施設 | 管理室(売店あり)、遊歩道、東屋、水上デッキ、ドッグラン、小川、薪割り広場 |
場内設備 | 温水炊事場、炭捨場、自動販売機、車椅子トイレあり、リヤカーあり |
特記事項 | 近く温泉あり(キャンプ場から2.5km)、ペット同伴可、各種レンタルあり 花火は管理棟前の駐車場のみ、ゴミ持ち帰り |
キャンセル | 前日の午前まで無料 |
禁止事項 | 直火、カラオケ、発電機、釣り、フリーサイトAのみペット不可 |
利用料金
入場料
宿泊 | デイキャンプ | |
---|---|---|
中学生以上 | 1,300円 | 650円 |
小学生 | 700円 | 350円 |
小学生以下 | 無料 | 無料 |
サイト使用料
キャンピング カーサイト (2区画) | 1,700円 | 850円 |
カーサイト (19区画) | 1,700円 | 850円 |
フリーサイトA (15組) | 700円 | 350円 |
フリーサイトB (30組) | 700円 | 350円 |
評価レビュー
項 目 | 評 価 |
---|---|
ロケーション (自然、景観の良さ) | |
設 備 (施設、売店の充実度など) | |
清潔度 (サイト、炊事場、トイレなど) | |
周辺環境 (近くに温泉、コンビニなど) | |
アクティビティ (遊戯施設、イベントなど) | |
総合おすすめ度 |
POINT
「古山貯水池自然公園オートキャンプ場」こんなところ!
- 日陰が多い林間キャンプ場
- サイトで使う薪が手に入る
- オートサイトはそれぞれ個性がある
- 昆虫や生き物の生態観察ができる
- 温泉の割引券がもらえる(キャンプ場から2.5km)
- ペットサイトあり
最後までお読みいただきありがとうございました~♪
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